Endoscopy上部消化管内視鏡
(胃カメラ)のご案内

上部消化管内視鏡(胃カメラ)について

上部消化管内視鏡
(胃カメラ)について

鼻や口からスコープ(細い管)を挿入して、食道、胃、十二指腸を観察する検査です。スコープの先端にはカメラが装着されており、モニターテレビにリアルタイムに内部を写し出して観察します。また、診断目的で組織の一部を採取することもできます。

バリウム検査との比較

消化管の検査には
レントゲン検査(バリウム検査)内視鏡検査(胃カメラ)があります。

  • バリウム検査

    バリウム検査

  • 胃カメラ検査

    胃カメラ検査

バリウム検査と胃カメラを比べた場合、胃カメラにした場合のメリットには次のようなものがあります。

胃カメラ検査のメリット

胃カメラ検査のメリット

  • 1. 被曝がありません。
  • 2. 検査後の便秘、下痢がありません。
  • 3. バリウムアレルギーの心配がありません。
  • 4. バリウムの誤嚥がありません。
  • 5. カラー画像で内部を観察しますので、粘膜表面の詳細な所見が把握できます。
  • 6. 必要に応じて粘膜採取(組織検査)を実施することができます。

以上のようなことがあげられます。また、以下のような項目に該当する方は一度胃カメラをお受けになることをお勧めします。

胃カメラ検査をオススメする方

胃カメラ検査をオススメする方

  • 1. 今まで一度も胃カメラを受けたことがない。
  • 2. ピロリ菌陽性と言われている。
  • 3. ピロリ菌除菌後の方。
  • 4. バリウム検査で異常を指摘されたことがある。
  • 5. 家系に胃がんの方がいる。
  • 6. アルコールをよく飲む方。
  • 7. 喫煙する方。
当院の胃カメラの特徴

当院の胃カメラの特徴

苦痛を軽減するため、通常の内視鏡より細い「細径スコープ」を採用

当院では細径スコープという通常の内視鏡より細い内視鏡を使用しますので、苦痛を軽減することが可能です。また、鎮静剤(オプション)を併用することによってさらに苦痛を軽減することが可能です。検査終了後は検査画像を閲覧しながら、その場で検査結果を説明致します。経鼻内視鏡も施行しております。女性医師が月~土で対応可能です。

  • 経口内視鏡経口内視鏡

    経口内視鏡

  • 経鼻内視鏡経鼻内視鏡

    経鼻内視鏡

経鼻内視鏡について

当院では「経口内視鏡」「経鼻内視鏡」の
2種類からお選び頂けます。

当院では、経鼻内視鏡検査をお選び頂けます。経鼻内視鏡は、文字通り鼻から内視鏡を挿入して、行う検査です。経口内視鏡検査と比べて、以下のようなことがメリットとしてあげられます。

経鼻内視鏡のメリット

  • 1. 嘔吐反射が出にくい
  • 2. 検査中も会話が可能
  • 3. 鎮静剤を使用しなくてよい

また一方で鼻の穴が狭い方は鼻痛や鼻出血が起こりやむを得ず、経口内視鏡検査に変更する場合もあります。さらに以下の方(鼻の手術をうけたことがある。鼻中隔弯曲症・抗血栓薬を2剤以上服用。以前に経鼻内視鏡が通らなかった方)は経鼻内視鏡に不向きとされております。